プロフィール
関口直仁
岩手県出身。岩手県立不来方高等学校普通科音楽コース、東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。
高校在学中からコンクールに出場し、「第2回高校生のための歌曲コンクール」、並びに「第3回高校生のための歌曲コンクール」において奨励賞。「第56回全日本学生音楽コンクール東京大会高校の部」において第3位入賞。「奏楽堂日本歌曲コンクール第28回歌唱部門」入選。
日テレ学院講師、洗足学園音楽大学ミュージカルコース演奏補助要員、学校法人伊藤学園 甲斐清和高校音楽科非常勤講師を経て、東京都立総合芸術高等学校講師。
声楽を村松玲子、三林輝夫、福島明也の各氏に師事。和声法を青島広志に師事。
オペラ・宗教曲
大学在学中より声楽家としてコンサートホールやレコーディングスタジオで活動をはじめる。「フィガロの結婚」(フィガロ)、「コシファントゥッテ」(ドン・アルフォンソ)、「椿姫」(ドビニー侯爵)、「ドン・パスクアーレ」(マラテスタ)、モーツァルト作曲「レクイエム」、ヘンデル作曲「メサイア」、ベートーベン作曲「交響曲第9番」、シューベルト作曲「ミサ曲第5番」、ブルックナー作曲「テ・デウム」など、オペラや宗教曲でソリストを務める。その一方で、新国立劇場地域招聘公演 札幌室内歌劇場「月を盗んだ話」(2010)、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト(2007、2008、2012)、東京・春・音楽祭リッカルド・ムーティ指揮オペラ「仮面舞踏会」(2023)に合唱として参加し、研鑽を積む。クラシック音楽の演奏活動のほか、TVCFやアニメ、映画音楽など多数のレコーディングに参加中。
ファミリーコンサート
子どもやファミリーを対象にした公演にも積極的に参加しており、代表的なものでは「ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポン キッズプログラム」(2012、2018)、10回以上出演している(財)北区文化振興財団主催「芸大と遊ぼうin北とぴあ」シリーズ(2005年〜)がある。これまでに、井上あずみ、稲村なおこ、タケカワユキヒデ、眞理ヨシコらと共演。
楽曲制作
蟹江杏(版画家)・石川浩司とのワークショップ「LA・TATAN舎のお絵描きサーカス団」(2011)、文科省復興教育支援事業としてNPO法人3.11こども文庫が企画・制作したアートパフォーマンス「桑の実が見る夢」(2013)では、福島県伊達市立大石小学校の生徒とともに音楽劇を上演、楽曲制作を担当。2012年より「新宿クリエイターズフェスタこどもアートデー」(2012〜2019)、「練馬区こどもアートアドベンチャー」(2018〜2023)において、テーマソングを制作するとともに、音楽コンテンツのコーディネートを担当。楽曲制作を担当したドキュメンタリー番組 'The Comedienne, The Devil Trainer, and Me' ( Director: FUJISHIGE Michiharu, Producer: Daniel TOIVONEN)が、韓国公営放送 EBS International Documentary Festival 2021 において Prime Choice Award を受賞。その他、映像作品、WEB広告、企業向け映像コンテンツなどに楽曲を提供。
レッスン
「心に刺さる音楽」をモットーに、関東近郊の合唱団でアツい指導を行っている。浦安男声合唱団、クール・ルミエール、多摩混声合唱団、女声コーラス マードレ、混声合唱団 洋、各団指揮者。OhMON CHOR(オーモンコール)他、各団ヴォイストレーナー。2012年第6回「ホテルオークラ第九」バスパートヴォイストレーナー。その他にも、様々な合唱団、音楽愛好家、アーティストやタレントに指導を行っている。